第11章 文化の段階的変化
人類が存在した期間の大半において革新は非常にまれにしか起こらず、差異も少なく、進歩もほとんどなかったと推測できる。
なるほど。現代に近くなるほどそのスパンが短くなっているのは、情報伝達手段の発展によるもの!?
そのあとの段落で豊富な人口について触れられていた
「集合記憶」
文化が精巧になるには、豊富な人口が必要だ
人数が少ないとたいした文化ができない<初期の人類の文化
文化が精巧になるとはどういう状態だろう?複雑なしるしが多数存在する状態のこと?
人数が少ない状態で他者の知識に頼りすぎることにはリスクが有る。生き延びるための基本的な技術が全くの不運のために失われることがあるのだ
タスマニア効果
これ会社や地域でもありそう
仕事の専門化が小さな社会(チーム)を危機に陥らせるのは実感としてわかる。一方で、大きなチームでも専門化することはクリティカルパスの問題が起きやすくなったり伝達ゲームによるコミュニケーションミスが起きやすくなるため、社会の規模に関係なく他者に頼りすぎることは一定のリスクがある気がした
エコー原理というものが、人数が少ない場合に進歩の妨げとなったかもしれない。(中略)初期の人類は、祖先の設計したものを見失うことなく、それらに何度でも回帰することができたのであろう(中略)少ない人数でどうにか暮らしてきた彼らはエコー原理に寄って命が救われたかもしれない
今でもあるように思うけれども違うのかな。成功体験に固執するのとはちがうのだろうか?